フリーランスを長く続ける秘訣を知ろう

フリーランスを長く続ける秘訣を知ろう独学でアプリ開発ができるようになったら、働き方の選択肢が一気に広がります。ただし、フリーランスになるならある程度の実務経験がないと案件を受注することさえ難しくなってしまいます。フリーランスには研修期間などなく、即戦力であることが前提になるからです。アプリ開発エンジニアとしての実務経験があれば、あとはいくつかのポイントを押さえることでフリーランスライフを続けやすくなります。


実務経験がものをいう

フリーランスは企業勤めのエンジニアと異なり、即戦力としてすぐに案件に対応できるだけのスキルが求められます。そのため、スタートから安定的に案件を受注するには数年の実務経験が欠かせず、最低でも一年の実務経験は積んでおいた方がいいでしょう。高単価の案件を受注したいときは、実務経験3年ほどが目安といえます。
独学でアプリ開発ができるようになった場合も、転職などで実務経験を積んだのちにフリーランスになるのが無難な道筋です。

稼働時間を決める

アプリ開発の技術をせっかく独学で身につけてフリーランスになるなら、長く続ける秘訣をぜひ押さえておきましょう。フリーランスになって実感することの一つが、自由度の高さです。フリーランスは、仕事をするための環境さえ整っていれば、場所や時間帯などを自由に設定できます。ただし、自由にしすぎるとフリーランスの働き方を続けることが難しくなるかもしれません。
たとえば、一日の稼働時間をあらかじめ決めておくことは、フリーランスを長く続けるためにおすすめの方法です。会社員は出社時間や休憩時間、退勤時間など時間の縛りがありますが、フリーランスはこのような時間の縛りがありません。そのため波に乗っているときは朝から深夜まで長時間仕事をしたり、休日返上で仕事をしたりといったこともあるでしょう。稼働時間が長いほど収入に結びつくので、金銭的な達成感は得られます。一方で、無理な働き方は長くは続かず、いずれ体調不良を実感することが増えると思われます。
フリーランスが続かなくなる理由には、体調を崩して収入が途絶えることも挙げられます。無理な働き方をしないためにも、稼働時間を決めておくのがベターです。出勤時間や退勤時間などの概念がないので自由度は上がりますが、その自由さからオンとオフの切替が曖昧になる可能性が高まるのです。稼働時間をしっかりと設けて、オンとオフをしっかり切り替えられる生活を心掛けましょう。

リスクを分散させる

魅力の多いフリーランスも、自分で案件を探して受注に漕ぎつけなければならないことはデメリットにもなりえます。一つの案件を獲得していても、クライアントの都合でいきなり仕事が打ち切りになることもあるからです。それぞれの仕事に納期があるため掛け持ちは容易なことではありませんが、一つの案件だけを進めているとリスクが大きくなります。
このようなリスクを避けるためにできるのは、複数の案件を持つことです。難易度や納期などが同じ程度のものだと同時進行に行き詰まる可能性が大きくなるので、いろいろな程度の案件を持つことがポイントです。その複数の案件のうち一つが打ち切りになったとしても、残る案件があれば安心でしょう。こうした意識を持って案件を複数抱えておくことが、フリーランスのリスクヘッジになるのです。

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